day5 14番〜17番
遠距離歩行や山越えはいったん終わり、今日は街中の平坦な道を歩くルートだ。
今日は楽な日だが、起きると、更に筋肉痛が酷くなり身体中が痛い。
とりあえず、ご飯を食べて頑張ろう。
玄関先にこんな写真があった。
ショーケンさんも歩いたんだなってと思うと感慨深い。
ここは宿は古くて綺麗ではないけど、人がめっちゃよくて、いろいろお遍路について教えてくれた。
おばあちゃんも91歳と思えない程元気。
お世話になりました。
行ってきます。
宿を出たら風が強くて、涼しくて気持ちが良い。田園風景も綺麗でまたまた感動した。
こんな感じで、平坦な道で気候も過ごしやすければいいのだが…。
でもやっぱり山あり谷ありがお遍路。
人生即遍路って名言かも。
道中、犬が等間隔で5匹繋がれている家を見た。なんか可哀想な気がした。動物を支配するのは人間のエゴなんだろうな。
徳島の田園風景は本当に綺麗。歩くことで普段気付かない自然の美しさに出会えた気がする。
ふぅ、お寺に到着。
今回は鐘をならしてみた。
お寺の鐘ならすのって結構気持ちいい。
お参りをした後、座って休んでいると車で廻っている人が冷たい飲み物をくれた。
歩きお遍路の人に配っているみたい。
お寺をでると、お寺の人が裏口から追いかけてきて飴をくれた。
毎日毎日、沢山の人からいろいろな物をもらったり親切にしてもらえる。慣れてしまって当たり前になりそうな自分が怖い。
でもいつか他の人に返したいも思う。
17番が終わり、今日のお参りは終了。これから徳島の中心の宿まで行くだけ、と言っても3時間のウォークだ。
まずはお昼の腹ごしらえ。
うどんやました(セルフ)!
何故か惹かれる。
入ると、お遍路さん歓迎の空気感が。
食べるとものすごく美味しい。フランクも大喜びで「おいしぃです」を連発。
ちなみに、おいしいは俺が教えた日本語!
満腹の余韻に浸っていると次々お客さんが入ってくる。邪魔にならないように出発することに。
今日は市街地中心のため、平坦な道で歩くのがすごく楽。徳島市の中心にどんどん入っていきます。今日の宿はフランクが手配した、ゲストハウス。部屋は個室で風呂、トイレ、キッチンが共同。場所は徳島の歓楽街のど真ん中。
外国人しか泊まれないような広告掲載のゲストハウス。少し不安だがチャレンジしてみた。
えっ本当に歓楽街のど真ん中やん。
でも部屋と共同スペースもめちゃくちゃ綺麗。
琴の音が流れていて、めっちゃ落ち着く。
でも、ほぼセルフサービス。キーはキーボックスに入れて外出。人が常駐していない。
でも清潔な宿でめちゃくちゃ快適。しかも俺とフランクで貸し切り状態。
キッチンも使える。
なぜか丸太?でも部屋も清潔で快適。
今日は徳島の栄町でディナー
寿司に舌鼓をうつフランク。
それでは、今日も無事に過ごせたことを感謝して寝ます。おやすみなさい。