40代無職の崖っぷちお遍路ブログ

40歳を過ぎて無職。これまでの生き方や今後のことを真剣に考えるために歩きお遍路をしています。

day45 88番、1番


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いよいよ、今日の大窪寺が88番最後のお寺だ。泣いても笑ってもこれで終わりだ。

この日の為に1ヶ月半ひたすら歩き続けた。

足に豆ができても、蕁麻疹ができても、足を捻挫しても、歩き続けた。脚を引きずりながら、苦悶の表情を顔に浮かべながら歩き続けた。

何のために歩いてきたのか、88番が終わった時にまた考えよう。


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まずは歩き始めよう、目指すはひとつだけ88番の大窪寺


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やっぱり、最後も山だ。

登りの道路をひたすら歩き続ける。


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遍路中に亡くなった昔の人達の墓石が多くあるようだ。


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橋を渡る。


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もう少しで遍路の資料館がある。

ここで、記念品などもらえるらしい。


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ダムがある。

ダムの横が新お遍路ルートでものすごくきついらしい。


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看板に詳しく書いてある。距離は短いのに一時間余分にかかるほどハードらしい。


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ルートのイラスト入りの地図だ。

イラストを見ると楽そうだが、そんなはずがない。


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資料館に到着。記念品をもらいに行こう。


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すごい、88ヶ所のお遍路ジオラマだ。

自分が歩いて来た道だと思うと感慨深い。

お茶とお菓子を頂く。これが最後のお接待なのかも。そして、記念品のお遍路バッチと88ヶ所を徒歩で歩いた証明書も頂いた。

まだ終わってないのに、終わった気分になる。


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そして楽なほうの旧へんろ道に行くことにした。


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でも、全然楽ではない。

坂も急で、既に汗だくである。


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更に急になっていく。

最後の最後は楽には終わらせてくれないようだ。


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距離的には後、2時間位かな。


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脚が膝が豆が肩がと、いろいろ痛くなってきて身体全体が悲鳴をあげているので、少し休もう。


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猿だ。最初は10匹近くたむろしてた。

近づくとみんな逃げていった。


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そして、集落にはいっていく。



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重要文化財である細川家の家に立ち寄る。

江戸時代の家が再現されている。


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屋根が藁だ。すごい。


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いろりだ。


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かなり長い寄り道だった。先を急ごう。


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道標のイラストが芸術的だ。


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後、僅かだ。1時間ほどで到着だ。


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一歩一歩、噛み締めながら歩こう。


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もう、これだけ歩くことはないだろう。

そう考えると脚の痛みも全く気にならなくなってくる。


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残り、1㎞をきった。


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やっぱり最後は坂道だ。


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最後の最後まで辛い。

でもこの辛さも心地よい。


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門が見えてきた。


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到着だ。思わず笑顔がこぼれる。


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お大師さまありがとう。


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終わった。やっと終わったと思ったら、突然どしゃ降りの雨に。とりあえず、1番の霊山寺に御礼参りをかねて、戻ろう。もちろん徒歩ではない。


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電車を使って徳島県に到着。

駅からは少し歩く。


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45日前と同じところへ。


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1番の霊山寺だ。

懐かしい。


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御礼参りだ。無事もどってこれてありがとう。


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杖が30㎝以上短くなっている。


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杖と言うよりステッキのようだ。


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これで、お遍路は完全に終了だ。


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今日はそんなに歩いていないが非常に疲れた。

はりつめていた糸が一気に緩んだ感じだ。


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1日休んでの45日で88ヶ所を全て徒歩でまわった。1200㎞の歩行である。

なんのために歩いたのか答えはまだでていないがこの45日間は多くのことを学んだと思う。

一番印象深いのは人間の限界は限りなく高いところにあるということだ。

そして、どんな渇望も嫌悪も時間とともに薄れゆく、無常ということだ。快楽も苦悩も一時的なものであり、楽しいことも嬉しいことも悲しいことも苦しいことも、全て過ぎ去ってしまうことである。だからこそ過去に嫌悪したり未来に不安を抱くよりも、今現在においてベストを尽くすこと、今一瞬一瞬を全力で生きることが大切だと実感した。予定は狂うし、未来は何が起こるか分からない。今を生きることが未来を作ることなのだろう。

このお遍路で歩き通したことは自分にとっては大きな意味を持つだろう。

道中、出会った多くの人達に感謝。

お遍路にはいろいろなバックボーンの人達がいた。

自殺未遂のニート、病院経営者、40歳のリゾートバイト、ホームレス、建設会社経営者、アフリカのベンチャー企業経営者、引退した会社員、フランスの看護師、アメリカ企業の御曹司、カナダの高校生、アメリカの大学生など普段出会うことのない人達と出会い、深い交流を持つことができた。同じ歩きお遍路という強い絆によるものだろう。

本当に出会ってくれてありがとう。

 

 

day44 84番~87番


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今日は二つの山越えがあり、どちらも上りも下りも大変だと聞いている。今日乗り切れば後は88番の大窪寺でお遍路は終了だ。


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まずは1つ目の難所の84番の屋島寺だ。


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屋島の街中を歩道橋から眺めてみる。

源平合戦のあった街らしい。


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そして、ここから山の方へ進んでいく。


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目指すは前方の山の頂上だ。


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小学校が麓にあるため、通学路となっている。


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どんどん坂が急になっていく。

既に玉のような汗でいっぱいだ。


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朝からハードだ。


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更に勾配が。


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道はキレイで歩きやすい。


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またイノシシだ。


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脚がガクガクしてきた。


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更に急になっていく。


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注意の看板まで


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やっと階段に。もう頂上は近いはず。


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84番の屋島寺に到着だ。


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ここで源平合戦があったのだろうか。

歴史を感じる。


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たぬきと鳥居。


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頂上はものすごく広くていろいろな施設がある。



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次は85番の八栗寺だ。遍路道は雨の影響で滑るらしいので、一旦麓まで戻って別ルートで行くことに。


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来た道を戻る。


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高松の町並みが見える。


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麓に戻ってきた。下りは道が舗装されていたので楽だった。


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ひたすら住宅街を抜けていく。


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八栗寺の方向へ進んでいく。


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次の山に向かって進んでいく。


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後、2.4㎞だ。

かなり進んだようだ。


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八栗寺の麓に到着だ。

ここから登りだ。


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ケーブルカーがあるくらい急だ。


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勿論、俺は歩いて登る。


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ケーブルカーと並走して登っていく。


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椅子の角度がすごい。

それだけ道が急ということだ。


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息切れしてきた。滝のように汗が流れる。


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頂上に到着。


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ここからも高松が一望できる。


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85番の八栗寺に到着


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登ったら下る。


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かなり、急勾配だが舗装道路なのでかなり楽だ。
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重力による足首の負担が大きくなってきた。


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やっと、降りてきた。

後は街中を歩くだけだ。


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もうお昼だ。

うどん県のうどんを食べよう。


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本場の讃岐うどんはものすごく美味しかった。


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86番の志度寺まで後少し。


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海だ。久しぶりの海だ。


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平賀源内の家がある。エレキテル!


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もう少しだ。


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先に源内さんをお参り。



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86番の志度寺に到着。


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次は87番の長尾寺だ。


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今回も街中を歩く。


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お洒落な街の名前だ。


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なぜ、オレンジなのだろうか。


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一時間以上真っ直ぐ歩いている。


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遠くから見るとバーミヤンに見える。


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暑い、アイスが食べたい。


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そんな時にミニストップだ。アイスはミニストップが一番だ。でもなかなかないのだ。


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川沿いを歩く。


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へんろばしを渡る。

へんなはしに見える。


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今日泊まる予定の宿の広告が。


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87番の長尾寺に到着。


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後は残すところ大窪寺だけ。


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お寺の真ん前に今日の宿が。


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部屋は狭い。あまり清潔ではない。


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夕食も適当な感じが伝わる。

これで、6000円は高すぎる。

この辺は宿が全くないのでここしかなかった。


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今日の距離は長くはないが二つの難所をクリアできた。明日は最後のお寺である88番の大窪寺。明日に備えて早く休もう。

 

 

 

 

day43 82番、80番、83番


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今日のルートはかなり変則的だ。

82番、80番、83番と進んでいく。最短ルートを考えるとこの順番が一番良いらしい。

82番の根香寺までの山道はイノシシが多いようだ。少し怖いが毛の生えた豚だと思えば、怖がるほどのものではない。


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まずは遍路道に向かおう。


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ここから先は徒歩のみ。


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いざ、けものみち


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本当に獣いそう


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気にせず歩き始める。


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イノシシ注意の看板がやたらある。


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ここからは神聖な道のため、どんな高貴な人でも乗り物から降りて歩くらしい。


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その場所が下乗石というらしい。

歴史のある場所だ。

そう歴史にひたっていると。

獣の鳴き声が、豚のような、犬のような、始めて聞くような鳴き声だ。

もしかしてイノシシなのでは。

怖い気持ちを抑え、ただの毛の生えた豚だと言い聞かせた。


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とにかく、祈った。

イノシシから身を守れますように。

痛めている足に突進されたらひとたまりもない。


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水溜まりも気にせず、早歩きで進んだ。


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石につまずきそうになりながらも、毛のある豚の鳴き声から逃げた。

やっと毛のある豚の声が聞こえなくなった。


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フェンスの向こうは自衛隊演習場。

もうイノシシはいないだろう。


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藪の中からガサガサと音がする。

更に豚のような鳴き声が。

藪の中を見ると黒い物体が蠢いている。

何故か息を止めた。抜き足一足忍び足と静かに静かに、小走りに前に進んだ。

『所詮、毛の生えた豚だ、恐れるな』と言い聞かせながら。しばらくイノシシは俺と並走してどこかに消えた。

怖かった。胸を撫で下ろした。

久しぶりに生きてる実感が持てた。


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足場の悪い道をまた歩き続ける。


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後、2.8㎞。

山道のため、先は長い。


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左足首が痛い。山道は本当にきつい。


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また急勾配だ。


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緩やかになってきた。


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道路にでそうな予感。


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舗装された道だ。足の負担も減るので安心。


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みちくさしたい。

でも我慢だ。


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もう少しだ。


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山道だが近道だ。


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平坦な道だ。


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突然、急坂に。


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到着。


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これはなんだろう。


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人間を食べる牛らしい。

人間を食べるイノシシじゃなくてよかった。


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82番の根香寺の山門だ。


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階段だ。


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やっと本堂。


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ここは中の回廊を進んで本堂に行くようだ。神秘的だ。


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折角だから献灯。


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お参りをしたら、途中まで同じ道を戻る。

行きは上りだから帰りは下りだ。下りの方が今の俺には辛い。


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80番の国分寺との分岐点に戻ってきた。


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ここから5㎞だ。

逆から来ているため、遍路転がしと言われている難所の坂を上らずに下ることに。


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しばらくは緩やかな下り坂が続く。


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乳白色の綺麗な泉が。飲めるのだろうか。


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まだ、緩やかだ。


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また、イノシシ看板。

この前、イノシシ肉食べてしまいました。すみません。


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急な階段が突如現れる。


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足が痛い。


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足首がズキズキ痛んできた。


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足元が固い。スニーカーだとメチャクチャ滑る。
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何度か滑って転んだ。

靴もズボンも泥だらけだ。

この歳で泥だらけだ。情けない。

でも、人の目は気にする必要はない。ここは山の中で誰もいない。下山してからは気になるかもしれないが。


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やっと、まともな道に。

長かった。


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そして、道路に。

毛の生えた豚 イノシシよさようなら。


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麓の町も見えてきた。


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80番の国分寺まで後少しだ。


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やっと到着。


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ミニお遍路なるものがある。

これまで回ってきたお寺の菩薩が全てある。

懐かしい。


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お地蔵さんがいっぱい。


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そして次は83番の一宮寺

10㎞近くあるはずた。

山はもうないだろう。


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と思ったら山が見えてきた。


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道路の坂道なだけマシだ。

はあはあ言いながら額に汗して歩き続ける。

これまで汗をあまりかかなかったのに、最近はいつも汗でびっしょりだ。


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かなり広い道に。


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看板が見えてきた。


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83番の一宮寺に到着。


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これで今日のお参りは終了。

次は宿に向かう。

今日の宿は高松に新しくできたルートインを目指したいのだが、ここから10㎞ほどある。

みんながお勧めするホテルなので、なんとか頑張って行こう。


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街中は車が多く遠回りになるので、川沿いをひたすら進む。


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川に沿って歩き続ける。


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歩行者道路だから車は来ない。快適だ。


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一旦、街中にでる。


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また川沿いの道にでる。


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住宅街の生活道路を通る。


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橋を渡る。


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そして国道を歩き続ける。


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歩き続けること3時間。

ホテル周辺の屋島に到着した。

明日の84番の屋島寺の麓でもある。


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ROUTE INNに到着。


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新しい、綺麗で機能的、そして快適だ。


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今日の歩行距離は30㎞オーバー。

足首を痛めているがなんとか歩けるものである。明日の山越えも大変らしいので身体をしっかり休めよう。

 

 

 

day42 76番~79番、81番


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今日の目的地は山の頂上にある宿。

81番の白峰寺のすぐ近くにあるニューサンピア坂出という温泉つきのホテルだ。平日料金で格安で泊まれるようだ。


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朝早くに宿を出発。

まずは76番の金倉寺に向かう。


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地面は濡れているが雨は降っていない。

今日は珍しく雨が降らない日だ。


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後少しで到着。一日の始めになる最初のお寺の距離が近いとテンションがあがる。


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見えてきた。


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到着。


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テンポよく次に進もう。


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お遍路看板からかなり複雑な道を誘導されて歩いている。


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まもなく 77番の道隆寺だ。


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矢印の方向にいけば、到着だと思っていたら、おじいちゃんに声をかけられお接待な品をもらう。
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息子さんが作ってくれたみたいだ。

感謝だ。御守りにもっておこう。


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77番の道隆寺に到着。


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境内が広い。


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次は78番の郷照寺。2時間近くかかりそうだ。


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丸亀市に入る。


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遍路道を歩いていく。


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残り4.8㎞。先は長い。


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市街地を抜けていく。


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かなり残りの距離が減ったようだ。



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橋を渡る。山の方へ向かっていく。


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宇多津町に入る。


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祝日なのにほとんどのシャッターが下りている。過疎化、高齢化、スーパーの進出などで商店街がさびれていく。地方都市によくある光景だ。

 

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78番の郷照寺に到着。


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お寺が少し高台になっているので景色が綺麗だ。


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88番の最後のお寺、大窪寺まで100㎞をきった。やっとゴールが見えてきた。


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次は79番の高照院天皇寺


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橋を渡る。


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遍路小屋があった。

でも休憩はなし、時間が遅れているので早くこなそう。やっと79番の 天王寺に到着。


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次は山の頂上だから気合いをいれよう。


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次は、80番をとばして81番を先に行くことになった。


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橋を渡たる。


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ひたすら歩く。


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後数㎞たらずだ。


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景色がきれいだが、登り坂がきつい。


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晴れているので遠くまで見渡せる。


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頂上まで2㎞をきった。


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ここからは遍路道


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階段だ。


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急になってきた。


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ずっと続いているように感じる。


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頂上に到着、全身汗だくだ。


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山門へ向かう。


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81番の白峰寺に到着。


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後は宿に向かうだけ。


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すごく綺麗だ。


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宿に到着。まさに下から見ていた建物だ。

ここまで登るのがすごく大変だったけど、この景色を見て気持ちが楽になった。


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ロビーからの景色も良い。


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部屋も広く快適だ。


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今日のご飯は夕日を見ながら食べられる。

なんと贅沢な日なんだろう。


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今日は平坦な道が多く、天気にも恵まれて、歩きやすい日だった。明日の下りは大変そうなので早く寝よう。

 

 

 







 

 

day41 70番~75番

 


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今日はお寺の密集区域の為、数をまわることができる。70.71.72.73.74.75と6つのお寺をまわる予定だ。


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今日はあいにく1日中雨模様の天気だ。


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旅館の人に聞いた川沿いの道をひたすら進む。


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雨あしが強くなってきた。でもこの程度の雨なら傘だけで充分である。最近は濡れることへの抵抗感がほとんどなくなった。

どしゃ降りにならないカッパはいらない。

最近、細かいことに気をとらわれなくなった。性格が良い意味で粗雑になってきたのかもしれない。


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70番の本山寺、後少し歩けば到着だ。


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五重の塔が見えてきた。もう目の前だ。


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70番の本山寺に到着。五重の塔が美しい。


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次は71番の弥谷寺だ。

530段の階段が待っている。


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街中を歩く。


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買い物で寄り道。

お線香と湿布とモバイルバッテリーを購入。

並んだ3つのお店、100均、薬屋、電気屋に寄り道、30分以上のロスタイムだ。


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三豊市に入った。


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モダンな遍路小屋だ。


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雨の中をひたすら歩く。


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本当にこの道でよいのかと不安になる。



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後、30分ほどだ。


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到着したが、本番はこれから。


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林をひたすら上っていく。


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上り続ける。


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後、階段530段だ。


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果てしない。


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急になっていく。


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108の階段、108の煩悩をなくすための階段だ。


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キツい。足首がズキズキ痛んでくる。


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本道に到着。


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下りもキツい。足首が限界だ。痛み止めを使おう。
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ここで、足首を休めよう。


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少し休んだので出発。

下りも上りと変わらず大変だ。

下りの坂道は足首の負担大だ。


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次は72番の曼荼羅寺だ。時間がないのでダッシュだ。


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これは貯水湖だろうか。


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まさかのゴルフの打ちっぱなしだ。湖に向かって飛ばしているようだ。


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民家の間の道を進んでいく。ショートカットだ。
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山と雲のコントラストが美しい。


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後一息だ。次の73番の出釈迦寺もすぐ近くだ。


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72番の曼荼羅寺に到着。


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次は73番の出釈迦寺だ。


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遍路小屋が出てきた。


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到着。


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少し坂だったが、すぐに到着。

73番の出釈迦寺だ。


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74番の甲山寺もすぐ近くだ。


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遍路道による大幅なショートカット。


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74番の甲山寺に到着。


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山門だ。


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次は今日最後となる75番の善通寺だ。

ここもすぐ近くらしい。


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もう一息だ。頑張れ俺!


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住宅街を通っていく。


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75番の善通寺に到着。

ものすごく、敷地が広い。

まるで公園のようだ。


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東西ある。敷地図はこんな感じだ。

 


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五重の塔もある。


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太子堂も立派だ。


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そして宿に向かう。


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今日の宿は善通寺駅近くのビジネスホテル。設備は古いがキレイで清潔な手入れがなされている。


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部屋は快適そうだ。


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ホテルのとなりの居酒屋で食べた。味も料金もまあまあ良かった。


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今日も足首の痛みを誤魔化しながらなんとか乗り切ることができた。前半に10日間一緒に過ごした東京の経営者二人組は既に終了したらしい。早い。39日目での終了である。俺も頑張ってペースをあげよう。

 

 

 

 

 

 

 

day40 66番~69番


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今日は標高1000メートル、四国で最も高いお寺である雲辺寺をアタックする。捻挫の左足首の痛みはなかなかとれないが前に進むしかない。

ゆっくりでも着実に進んでいこう。


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既に240メートルの標高にいるから安心だ。

ただ、距離が約4㎞で760メートルまで登る訳だからかなりの急坂が予測される。

足首の負担をかけないようにゆっくり行こう。

民宿のご主人に玄関まで見送ってもらったので元気一杯だ。民宿岡田屋のお父さん、ありがとう。暖かい一言一言の言葉でかなり勇気づけられました。帰ったら良いことがあるよと言われたのがすごく印象的かつ心強い言葉であった。


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水分補給用に2本買った。

爽健美茶は喉が渇いた時に最適だ。

爽やかなお茶葉の味が喉にしみわたる。


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遍路看板がものすごく賑やかだ。
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岡田屋のお父さんの地図と説明どおりに進んでいく。細部まで写真つきで説明してもらったので迷う心配もなく安心して歩いていける。f:id:henlo:20190713213527j:image
まもなく、遍路道だ。

覚悟して進もう。


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すぐに急勾配、いきなり息切れしながら歩いていく。足首の負担も大きい。


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道はキレイだ。


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階段まである。


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でもかなりの急斜面だ。


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ヒイヒイ言いながら上り続ける。


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つわものどもが夢の跡

自転車で登ろうと挑戦したが断念したらしい。

その後、数年以上も自転車は放置されている。


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ここまで自転車で上ったことがすごい。

でも放置は不法投棄になるよ。


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だんだん歩きづらくなってきた。

身体中の汗が吹き出してくる。


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長い、ものすごく長く感じる。


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登りが今までで一番きつい。


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緑がいっぱい。

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道がないように見えるが一応ある。


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やっと道路に出た。


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後少しだ。


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頑張る!


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66番の雲辺寺に到着。ついに香川県に入った。


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やっと山門に。長かった。


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おびただしい銅像の数。


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そして展望台。四国すべてが見渡せる。長宗我部元親が四国統一を決意した景色だそうだ。


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雲に覆われて全く見えない。


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次は下りだ。

67番の大興寺に向かう。


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下りは一番苦手だ。足首に一番負担がかかる。

ゆっくり進もう。


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急な下り坂は転びそうになる。それを堪えるために登りよりも踏ん張る力が必要だ。


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階段だがものすごくきつい。


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3.9㎞かと思ったら6.9㎞だった。

まだまだ先は長い。


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あまり進んでいないが足首が痛いので休憩だ。


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雨が降ってきた。

地面が濡れていて滑りやすい。
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滑って転んだ。最悪だ。

足は無事だ。


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やっと道路が見えてきた。

すごく長かった。


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道路にでると、雨が強くなってきた。

屋根があるところでカッパを着なければ。

既にズボンのすそはびしょ濡れだ。


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民家の軒先で雨宿りをしながら、カッパを着る。昔はこんなことはできなかった。怒られたら謝ればいい。


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やっと大興寺か見えてきた。


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雨は全く止みそうにない。


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67番大興寺に到着。


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本道までの階段がきつい。


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次は68番の神恵院。9㎞近くあるから2時間以上かかる。雨が本当に辛い。さっき靴下を履き替えたばかりだ。またびしょ濡れになるのは避けたい。


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観音寺市に入った。


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香川に入ってから遍路小屋が小さい気がする。

野宿防止かな。


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雨が強いとカッパを着て傘までさす。

靴だけは防水とはほど遠いのでびしょ濡れだ。


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橋を渡ると着くはずだ。


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まもなくだ。


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お寺二つあるみたい。


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68番と69番、一緒にお参りができる。


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駐車場に大型バス、団体で参拝している人も多い。


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また橋を渡る。少し道を戻ると宿があるはず。


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あった。レトロな感じだ。


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犬がお出迎え。


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部屋は古いが清潔に保たれている。


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鍋の中には猪の肉。

いただきます!


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今日は山の上り下りがあったので、多くの時間を要した。また天候にも恵まれず、左足の負傷が後をひいているため、歩くスピードもダウン。10時間近く歩いていたことになる。左足首の腫れがひどいので湿布でしっかり冷やそう。明日は平坦な道が多いので、気楽に考えて今晩はもう寝よう。

 

 

 

 

 

 

day39 65番


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今日は四国の中心に近い県境から山を上って65番の三角寺に行き、明日の66番の雲辺寺に備え香川の県境の徳島の宿、旅館岡田屋に泊まる。

旅館岡田屋は予約がなかなかとれない人気の宿である。シーズンオフの7月のため、なんとか予約ができた。どんな宿か楽しみだ。


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距離が長いため、早朝から出発。朝日が眩しい。


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すれ違う人が皆挨拶してくれる。


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こういうことか。

挨拶はすごく、大事だとこのお遍路の旅で実感した。辛いときに、挨拶と労いの一言にどんなに勇気付けられたことか。


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朝は本当に気持ちいい、日差しもちょうど良く、太陽の光が神秘的だ。


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1時間ほど歩くとコンビニがあったので宿でもらった朝御飯を食べることにした。


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しっかり食べて元気がでてきたので歩き始める。足首の捻挫が痛むが、昨日よりは幾分かは楽になった。痛み止めと湿布が効いているのだろう。


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豚小屋があったので覗いてみる。

なんだか、かわいそうだ。

でも、豚肉を食べる自分にそんなことを言う権利はない。


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上り坂が多く足首が痛いが足を引きずりながら歩き続ける。


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高台から見える町並みがキレイだ。


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ここは海と山の中間の町だ。


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高速道路の側道をずっと歩く。

上り下りが異常に多い。


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遍路の道しるべは江戸時代のものが今も残っている。ちなみにこれは死ぬまでに279回まわった人が建てたものだ。中務茂兵衞というレジェンドお遍路だ。


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坂道が急になってきた。

しかも照りつける太陽と灼熱のようなアスファルトの上を通ると汗でビショビショになり暑くて意識が朦朧としてくる。


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ここからは遍路道だ。


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すごくキレイな道だ。

舗装道のようだ。


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枯れ葉が目立ってきたが全く問題がない道だ。


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道路に出た。


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65番の三角寺まであとわずか。


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坂がきつい。最後の最後がしんどい。


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到着。4時間ほどの時間が掛かった。


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山門まで階段が苦しい。


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山門に到着。鐘が山門にある、必ず突きたくなるだろう。


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そして大きなお大師様の像が。


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宿までは下りが中心だ。


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道もキレイだ。


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普通の道路に。


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街中が見渡せる。


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民家の庭先の景色でこれは反則だ。

山の上に住む不便さよりも景観の良さを選択したのだろう。


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山の上なのに家がいっぱいある。


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休憩所発見。


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足首の痛みが強くなってきたので、少し休もう。


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山のなかに田んぼと家がある、自然と生活が融合している。


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山に囲まれている。


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太陽が照りつけるなか歩き続けるとフラフラになってくる。日用品店を見つけたので買い物を。


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とにかく、身体を冷やそう。

クーリッシュで身体が冷えて、活力が湧いてきたようだ。


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やっと民宿岡田屋が見えてきた。


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ひたすら、進む。


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歩道がなく車がギリギリで横切っていく。

恐ろしい。


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前方にトンネル。


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県境だから境目トンネルなんだろう。

久しぶりの長いトンネルだ。


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長い。


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トンネルの中で県をまたぐ。


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トンネルを抜けると徳島県だ。以前過ごした県に戻ったが、県境のため、今日は徳島県に泊まって明日は香川県にいくことになっている。


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もう少しだ。


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キレイな看板だ。


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街中に入っていく。


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宿に到着。


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面白い。


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ご飯美味しい。


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四国で最も予約がとれない民宿。お遍路さんを虜にする民宿。世界中から感謝の手紙をもらう民宿。その理由はお父さんと言われている宿の主人の暖かいおもてなしがあるからだ。

明日のルートについて丁寧に写真つきで説明してくれ、お遍路にまつわるいろいろな話をしてくれた。90歳になったばかりのようだ。

すごく元気だ。スマホも使いこなしている。


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明日のルートについてお手製の地図をくれた。

すごく優しくて面白い御爺さんの宿。

こんなに楽しく過ごせたのは久しぶりだ。


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今日は30㎞近く歩いた。

明日は66番の雲辺寺香川県最初のお寺である。標高が900を越えるようなので気合いをいれて挑もう。