day7 20番~21番
今日は、徳島最後の難関のへんろ道である鶴林寺と太龍寺の2ヶ所しかまわれなかった。本当は3ヶ所行きたかったが、時間切れでお寺の受付が終了してしまったのだ。悔しい。
鶴林寺に行くにあたり、まずは登山口から登り始める。
鶴林寺まで3㎞もなさそうだ。楽なのかも。
フランクは足中にマメができたらしい。後ろから見てて歩くのが辛そう。
やっぱりどんどん道が急になってくる。
3㎞程度の距離だが道の勾配ものすごく激しい。2時間はかかりそう。
ここは難所と言われるだけに、本当死にそう。
途中で何度も会うお遍路の人と遭遇。
72歳、2回目のお遍路の挑戦。
2年前に仕事を辞めて、挑戦してから時間を開けての再挑戦。またどこかで会う気がする。
そして登る登るとひたすら山を登り続け、こんな景色に。
お遍路道の数キロを舐めきっていた。
アップダウンが激しすぎて死にそうだった。
確かにお遍路は人生に例えられる。
「登れば下る」「下れば登る」この繰り返しなのだ。とにかく大変な思いで鶴林時に到着。
鶴がお出迎え。
次は太龍寺、ここも難所らしい。
頑張ろう。
やっぱりきつい、登って下っての繰り返し。
やっぱり自然は綺麗だ。でも登りも下りもきつい。足がガクガクしてきた。
道中、フランクと話しすぎて疲れはピークに。
後700メートルとなった。
そうこうしてるうちに到着した。
身体のあちこちが痛い。しんどい。
とにかくお昼用に宿で作ってくれた。おむすびを食べて休もう。
休んでいると、インターナショナルな人達と再会。ネイティブ過ぎてこいつらの英会話に入っていけない。
ちなみにこの中で日本に住んでいるのは俺だけ…。
そうこうしてるうちに雨が…。
早く出発しないとどしゃ降りに。
俺とフランクは歩き。彼らロープウェイに…。
結局どしゃ降りのなか進み続けることに。
辛い辛すぎる。これがお遍路…。
下りも登りも滑って大変、慎重に進んでいく。
やっと山道が終了。
こんなところにお洒落な遍路小屋が。
やっと宿の近くに。
今日の宿はパンダ屋。
昨日あった帰国子女の日本語よりも英語が上手い男の子と再会。今日は遠回りして50㎞歩いたらしい。俺達はせいぜい30㎞。
今月、100万歩目指しているらしい。ものすごく頭の良いアスリートのような彼の将来が楽しみ。
今日の宿の主人は親切ですごく話が面白かった。食品加工会社の社長さんらしい。
飯も最高。フランクと大喜び。